ここダラスでも地震があります。
昨日も友達とお店にいるときに、ドーンと縦にくる揺れを感じました。一瞬で終わったけれど、けっこう響きました。
そんな中で、このような記事を見つけました。ＣＮＮの記事です。
What’s causing Texas earthquakes? Fracking ‘most likely,’ report says
「テキサスの地震の原因は何か？Frackingである可能性が高い」
この記事によると、テキサスでは今年に入ってから実に４０回もの地震が発生しています（いずれも小さいものですが）。驚くのは、２００８年より以前は、５８年間、年間１回しか地震がなかったそうなのです。それが、ここ数年は地震が頻発しており、今年はすでに４０回。
地震の多い地域とされるカリフォルニアの出身の人や、日本から来たダラ子には、小さいものだけれど、それでも地震ってやっぱり怖い。予想できないから、予報がないから、とても怖いですよね。
なぜ、こんなに地震が増えたのか？については、諸説があるそうですが、この記事によると、Frackingによるものであるということが言える、とのこと。
Frackingっていう単語を調べたら辞書に載っていなくて、Hydraulic fracturing (日本語訳：液圧破砕：石油・天然ガスを取り出すために地下の岩の裂け目を高圧の液体で広げること）を短くした言葉のようです。新しい言葉なのかもしれないですね。エネルギー資源を採る方法。私がエルパソで見た機械のことだと思います。
Frackingについてもっと知りたい方は、英語ですがこんなサイトがありました。ささっと見ただけですが、Frackingがどれだけ素晴らしいかについて書かれているようです。（肯定的に書かれてますね）
What is Fracking?
テキサスは石油＆天然ガスが豊富で、それにより、州が潤っているみたいなんだけれど・・・でもそのせいで、地殻変動が起きて、地震が起きるようになってしまった、という一説。
うーん。資源が増えても、地震も増えたら、人々は安心して暮らせるのかな・・・？地震国家から来たダラ子としては、地震がないだけでもけっこう心休まるんだけどな。。。
でもこの広大な国土、そして世界で強いアメリカで居続けるためには、このような危険は仕方がないことなのか！？
先日、ラジオでもやっていましたが、テキサスで多いトルネードやハリケーンは、天気予報で（ぴったり当たるかどうかは別として・・・）予測して伝えることができるけれど、地震はそうはいかないんですよね。日本でも一生懸命、関係機関の方々が努力していると思うけれど、それでも予測は難しい。
エネルギーと自然の問題は難しい。本当に本当に難しくて答えは出ない。地球を救うには人類の滅亡しかない、と聞いたことがあるけれど、それは誰も望んでいないし。
アメリカのこの「資源は無限」的な生き方～～いまだにトイレの洗面台で手を拭くのは紙、ビニール袋も大量に使用、家の空調は付けっぱなし、モール内の冷房が寒すぎる、みんな自動車ばかり、自動車のライトもオートでつける（少しでも暗いと自動で付く）～～、これを変えよう！という動きはないのかな？資源がある（と思われている）から、こうなっちゃうのかな？？
最近思いますが、日本の至るところに掲げられている「節電」「節水」の文字。
ここにいると、そういうことを忘れそうになりますね。。。アメリカの暮らしに適応することも大切だけれど、大和魂の大事なところもキープしたいものです☆
ダラ子。
ダラスに、ダラ子。 